2020年3月になっても、マスクの在庫がない状況が続いていますが
台湾のマスク政策が羨ましいというか、国民にとって平等な条件になっているので、ご紹介したいと思います。
本当に必要な人にマスクを譲ろうという声があふれています。
台湾のマスク政策
大まかに分けて、以下の4つになります
- マスクの輸出禁止
- 実名購入制度
- マスク在庫アプリの開発
- マスク製造工場に軍隊を動員
中国など海外へのマスク輸出を禁止
非人道的と非難を浴びていましたが、断固として自国生産のマスクを他国へ輸出する事を禁止しました。
実名購入制度を導入。買い占めを防止
マスクを買いたければ、保険証が必要になりました。
保険証にはICカードが埋め込まれており、一度買ったら記録され、しばらく買えなくなります。
台湾が新型肺炎でのマスク転売に対策を実施 購入を実名制に #ldnews https://t.co/VetteIxOPu
— uresy (消費税は廃止で良くない?) (@uresy1st) February 29, 2020
IT担当大臣がマスク在庫アプリを数日で完成させる
コレ本当にすごいです。
30秒毎にリアルタイムで更新されます。
台湾のマスク在庫マップがすごい。政府が提供するCSVをもとに民間28社(者)が地図アプリを提供。画像は一例で、在庫数や営業時間がプロット。もともと台湾政府主導で「マスクハッカソン」をやっていたからできた。
— 大濱﨑 卓真 (@oohamazaki) February 24, 2020
恐ろしいのはマスク在庫の更新頻度。なんと「30秒毎」。https://t.co/f3K6xbJTir pic.twitter.com/JmQj1FeKu2
製造工場に軍隊を動員してフル稼働を実現
「訓練しないでマスク作れ」
ってことで、軍隊がマスク製造工場に派遣されています。
流通も軍隊が行っています。
日本の自衛隊には、特別休暇が検討されています\(^o^)/
台湾のコロナ対策、マスク政策が神!Twitterの声
マスク購入実名制で、保険証もしくは在台外国人は居留証で週に1度購入でき、しかも在庫のある薬局がアプリやWeb、LINEで検索できる…今回のコロナでは台湾が本当に優秀。今日無事に買えました! pic.twitter.com/XsyihfEMZi
— セイラ (@seira_kabu_lady) February 23, 2020
台湾のコロナ対策すごい。
— シンプリィライフ おおの (@ohnoakiyoshi) March 1, 2020
1️⃣感染者ゼロ段階で法定感染症に
2️⃣感染者出たら学級閉鎖のルール即座に運用徹底
3️⃣共働き夫婦のための看護休暇制度
4️⃣マスク購入実名制で購入数制限
5️⃣デマ情報拡散を事前に防止
6️⃣ダイヤモンドプリンセス号の乗客下船後の訪問先をすべて公開#台湾 #コロナウィルス対策
◎政府対応
— ヤリキレナイ川 (@CantDoItheart) February 29, 2020
⇒台湾:政府が先を見越して率先して対策
⇒日本:五輪に配慮した後手後手対応
◎情報面
⇒台湾:マスク販売場所を知らせるアプリ配布
⇒日本:情報汚染が叫ばれている
...何なんだ、この差は。#新型肺炎https://t.co/NJU1PBMCHk
これが先進国か…
— 新垢メタルスライム(ベンツマン@株式板) (@Benzman_TAKE2) February 23, 2020
台湾は天才プログラマーのIT担当大臣(IQ180)を筆頭にスマホで確認できる「マスク在庫マップ」を作成(数日で完成)
購買履歴と身分証を紐付けし国民にマスクが行き渡るようにした
新型肺炎で「神対応」台湾の天才IT大臣やエンジニア達に称賛の声https://t.co/P8MYz35Hic
台湾のマスク流通アプリ使わせてもらえばいいのに。
— キョロちゃん (@engengj) March 1, 2020
マスクよ、どこに 週1億枚のフル生産でも品薄が続く [新型肺炎・コロナウイルス]:朝日新聞デジタル https://t.co/sieDW39aks
日本では実名制購入やアプリは無理!?
専門家ではないので、詳しい事はわかりませんが…
実名制購入は保険証単位で実施するなら可能な気がしますが、
マイナンバーが普及していない日本でのアプリ開発は無理かなと思います。
転売者、デマ拡散者の罰則、日本は甘すぎる件
マスクのような防疫物資に関してもそうですが、現在トイレットペーパーやティッシュ、生理用品など生活必需品の転売に対してもなんらかの取締を強化しなければ、またこのような事態に陥ります。
この取締強化はメルカリのような民間企業がそれをやるのではなく、国が取り締まっていくべきだと私は思います。
海外の転売取締の罰則など
韓国→マスク買い占め業者などに5年以下の懲役、約460万円以下の罰金(4月30日まで)
台湾→マスク買い占め業者などに5年以下の懲役、約1820万円の罰金。
デマ拡散者に3年以下の懲役、約1090万円の罰金。