新型コロナの影響で、ホテル業界は大打撃だそうですね。
そんなホテル業界に一筋の光が指す可能性が出てきました。
それが2020年3月13日に大阪府が設置した、「入院フォローアップセンター」です。
- 医療崩壊を防げ!入院フォローアップセンターとは
- 「振り分け」作業は「トリアージ」とも呼ばれる。トリアージとは?
- 入院フォローアップセンター 注目すべきは民間の宿泊施設を利用する点
- 入院フォローアップセンター、トリアージ。Twitterの反応は
- まとめ 入院フォローアップセンターは全国に導入すべき政策
医療崩壊を防げ!入院フォローアップセンターとは
#モーニングショー
— らんぷ (@00shizukumori00) 2020年3月13日
大阪素晴らしいですね。😊
今日から大阪独自の新型コロナ対策実施なんですって。「入院フォローアップセンター」
医師が必要と判断した患者のPCR検査をする。陽性なら
表のように、重症患者は入院。
軽症者は宿泊施設活用や自宅待機 pic.twitter.com/Hb4y5hpB6l
医療崩壊を防ぐため、重傷者のために医療を確保しつつ、感染の拡大を防ぐシステムです。
患者の症状やベッドの空き状況によって、対象となる医療機関を検索、回答してくれます。
保健所が医療機関との間で入院調整を行ってくれる仕組みです。
感染症患者を
- 既得
- 重傷者
- 軽症者
- 感染の可能性のある者
と4段階に分けて(年齢なども考慮します)、
- 重傷者には高度医療センターや大学病院の一般病棟
- 軽症者には閉鎖病棟
- 感染の可能性のある者には、宿泊施設や自宅待機(医師を派遣)
など、重症度に応じた対応も提案されています。
(閉鎖病棟を復活させる公約を盛り込んでいました)
現在は全ての患者が高度医療センターに入院している
大阪では現在80人程度の方が入院しています。
重傷者も軽症者も無症状で疑わしい方も全て同じ病院に入院しています。
これにより、ベッド数が足りなくなるという問題が発生しており、医療崩壊の危機に直面してるそうです。
入院患者の「振り分け」、もともとは韓国で行われた政策
韓国ではこの「振り分け」のおかげで、医療崩壊を防いだとの見解が多いです。
私自身も、初めて知りました。
報道もこういう情報を流して欲しいです。
もっと情報が共有できたらいいんですけどね・・・
韓国が医療崩壊を回避できた理由 →軽症者・無症状者を隔離ケアをする「生活治療センター」が大きな役割 - Togetter
「振り分け」作業は「トリアージ」とも呼ばれる。トリアージとは?
入院フォローアップセンターが行っている事は、トリアージとも呼ばれています。
トリアージとは「災害発生時などに多数の傷病者が発生した場合に、傷病の緊急度や重症度に応じて治療優先度を決めること」です。
ドラマ・コードブルーでもそんなシーンがありましたね、たしか。
患者さんにこんなタグを付けて回っていたと思います。
- 黒:死亡、救命不可。治療しない
- 赤:生命危機の重傷者。最優先で治療
- 黄:生命危機がないが、治療が必要
- 白:軽症のため、治療の必要はなし
成田凌くんが、黒タグ患者さんを最後まで諦めないで治療する。
これに山Pが諦めろという無線説得に涙ながら応じる成田凌くんの演出に、多くの方が涙したことでしょう。
入院フォローアップセンター 注目すべきは民間の宿泊施設を利用する点
入院フォローアップセンターの政策が上手くいけば、国からホテル側に補助金などのお金が流れる事になるでしょう。
国を挙げてホテル業界に支援していくことになります。
隔離施設としてホテルを利用する事で、患者の代わりに国がホテルにお金を払う事になると考えられます。
よって、感染が疑わしい人で
- 家族が多いが部屋が少ない
- 自宅に年配者や子供が多い
このように自宅隔離が難しい人は、近くの高級ホテルやビジネスホテルで、無償で隔離させてもらえるようになるかもしれません。
医師の訪問、訪問介護なども無償で提供されるようになる可能性があります。
(公約では、「医師を派遣」と記されています)
青森のようにプレハブ宿泊施設設置の可能性も…
ここまでホテル業界を救う一筋の光のような事を書いてきましたが、青森のような病院のそばにプレハブ設置も考えられます。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、青森県の三沢市立三沢病院では、感染が疑われる患者を一般の患者と分けて診察できるようプレハブの診察所の設置を進めています。https://t.co/rKK0sViBtY #青森 #新型肺炎 #新型コロナウイルス
— 毎日新聞青森支局 (@aomori_mainichi) 2020年3月14日
青森の場合、プレハブ診察所ですが、今後、大阪・大阪以外の場所では、避難所のようなプレハブ宿泊施設が出来る可能性もありえますね。。。
入院フォローアップセンター、トリアージ。Twitterの反応は
発熱外来でトリアージしてからの流れとすれば、大阪独自の隔離フローはスマートだなぁ、ってお話されてました。 #モーニングショー pic.twitter.com/jVIy90grHc
— ヒトカラ武士 (@hitokara_bushi) 2020年3月13日
大阪府の吉村知事がTV番組に出演されました(本日):
— 8BPencil (@8Pencil) 2020年3月12日
・入院フォローアップセンター設置の案について(昨日)
・大阪府の専門家会議で無症状患者は自宅療養との案も出たようです(本日)
・今後の感染者増加に備えるべく国が指針を出して欲しい、という趣旨のコメントもありました。 pic.twitter.com/LjZG4iUiMC
韓国を参考にしたっぽい大阪の入院フォローアップセンターはよさそう。家族内感染が多いっぽいし、軽症でも隔離できる施設は感染抑えるのに効果ありそう。武漢では寄せ集めたら重症化したという話も聞くから個室は必須で治るまで部屋から出ない、を厳守しないと
— えのうえ (@enooue) 2020年3月14日
ある程度症状の特性がわかってきたらしいということで、素人が見ても大阪の入院フォローアップセンターのトリアージ機能は病院を守るためにもいいのではと感じる。
— dolly-k (@l_frty) 2020年3月13日
大阪の吉村洋文知事の動き。重症、軽症、無症状は分けて対応。司令塔としての「入院フォローアップセンター」を設置し、①高度病床②一般病床③閉鎖病棟の活用④宿泊施設の活用に分けてトリアージするという。非常に現実的で、素晴らしい!!
— てつや (@tezheya) 2020年3月12日
まとめ 入院フォローアップセンターは全国に導入すべき政策
患者の振り分けは絶対やるべきですね。
2020年3月16日現在は大阪独自ですが、大阪だけでなく、全国で早急に導入すべきではないでしょうか。
韓国で行われている例を見過ごしていてはダメですね。
「遅い」という意見が出てきそうですが、皆さんはいかがでしょう?